摂津アテルイ
まずは 残念から。
①昨日の清水寺奉納 関西ファンクラブでお知らせはないのか?!
いやあ ファンの方だって みたけりゃそれなりにショッチュウ問い合わせるくらい
力を入れる必要はあるとは思うけれど
金ちゃんだったら きっと教えてくれてたはずや。
②私 結構前にチケットを頼んだはずやけど もう 『あ』列はなかったのやろうか?
送られてきたのは『い』列やった。まあ いつもいつもわがままも無理かと思っていたら
私の前の『あ』19番は結局空席になった。そんなんやったら私にくれたら 最前列中央を
空席にすることはなかったのに。
と、ベルが鳴った時点で 前が空いていたので 『残念!』から始まった今日の舞台やけれど・・・
良かったんです。良かった!
泣きました。エミシの心が伝わって来て。観てよかった。
東近江公演から4ヶ月 この間の舞台経験で すごく変わった。
わらび座の舞台は 全国を回るうちに 本当に変わっていく。
いやあ 突っ込んで言えば、初日の舞台からこうあってほしいのやけれど・・・・
だって 和平さんや千代ちゃん アリちゃん とりさんは 初日から感動ですよ。舞台の数をこなすうちに また味が変わってきたり その日その日で違うことは確かやけれど。
でもね その感想は役者さん一人一人に返したいわけではなく
会社の方針 育成のあり方に対する疑問です。
それは うちの会社にも言えること。図らずもアテルイの舞台の中で
エミシとじかに対峙し、彼らの本当のことを一番良く知る田村麻呂の意見は全く採用されずに、
奥座敷に座っている朝廷の横暴がまかり通ったということに 今の日本の問題と同じ図式が表現されていた。
真実に正しいことは 現場に立つベテランが一番分かっている・・・・。でもその正しいことより、丸く収まることの方が重視される。
あっとこれは 今日の舞台の役者さんと言うよりは うちの職場に当てはめてしまったけれど。
熟練した役者さんは 実際の年齢に関係なく 老若男女演じることが出来る。
次々と若手看板スターをアイドルよろしく作り上げる必要があるのか?
そして、研究生のカリキュラムに 和太鼓はないのか?
わらび座に対して感じることは この二点かな。
今日もね、あの岩手山噴火の場面での太鼓
散々踊ったあとの あの乱打は 本当に大変!!振り絞る力で音がバンバン響く。すごい迫力!感動した。
でも 惜しいのよ そこで左右が乱れてしまう。
あわせる相手の腕が見えてなくても舞台上で合う為には 体内で冷静に音を取れてないと。
そのためには、がむしゃらに身体中で叩きまくったら 無理やんなあ。
バッターだって テニスプレイヤーだって ヒットの瞬間は スナップやと思う。
全身の筋力の使い方なんじゃあないかと 素人ながらに思うのです。
(もちろん 我が師匠からの受け売りの部分もあります)
役者さんは 皆 その身体能力は素晴らしい。けれどその腰と 姿勢の使い方が
民舞と和太鼓では 若干違うような気がします。
きっと 稽古がしっかり出来れば 簡単にこなしてイケるはず。
だから 育成の期間で和太鼓に時間を割けてない気がする。
だって 筋力はたまらなくあるんやもん。和太鼓の演奏に関しては 譲れないなあ。
満足するわけにはいかないなあ。
しかし 今日の舞台は勢いがあった。
最初 ちょっと飛ばしすぎてたよねえ。キャッチボールになってない感じがしましたが
中盤 ぐっと落ち着いてきて どんどん引き込まれていきました。うん 良かったです。
和平さんの笑顔。客席のにこっちまで支えられてる気持ちです。
途中 登場の時に 思わず 小ジャンプ&小走りが見れる気がして。なんか 期待してしまいました。
みろ君 今日の舞台は アテルイの意気込みが溢れてた。みろ君の歌声と踊りは 実はアテルイではないよね。弥之助・七郎・世阿弥が そもそもみろ君にハマった役じゃないのかな。でもそのギャップを超えてきましたよね。
ひろさん アルトの佳奈もいいよねえ!ひろさんらしい 佳奈。ラストシーンでは これからのエミシを支えていく 母としての戦士が見えた。ターミネーターのサラ・コナーみたく、ただ祈るだけではない 女性の強さが。まあ ちょっと佳奈のイメージとは違うけどね。ひろさんの佳奈なら 歌と演技だけでなく舞踊があればいいのになあ。
たごちゃん 相変わらず 勇ましいタキナ 全開でした。もうこれ以上は テンション必要ないかな。佳奈が妊娠したことを告げるシーン あそこの心の動きがね 難しいよねえ。
あもんくん 一回り大きくなった感があります。歌 頑張ろう!私としては今田村麻呂であもんくんを観たいというわけじゃあないけれど、最初のシーンで 進さんを思い起こしました。
進さんかって へたっぴんやったけれど オーラがあった。私の中では 進さんが田村麻呂なんです。それは変えられない。でもね あもんくんの田村麻呂を観てて、私の携帯の待ちうけは 田村麻呂の進さんだったということを 思い出して・・・泣けてきた。
さとちゃん 歌と踊り、さすがです。さとちゃん その位置かあ。うーーんさとちゃんが出る歌舞の舞台が見たいなあ。
純子ちゃん 言葉交わせてよかった~ 今日の和太鼓のヒットは純子ちゃんです。これはお世辞ではありません。ふち打ちも 最期の細かいリズムも良かった。ラスト 1人で頑張るときも いい感じで力が抜けてて いい音でした。
和太鼓は叩けば響く。けど 力任せだけでは 芯のある音にはならんよ。
マコちゃん ジャンプ あと5センチ! 太鼓 姿勢!けれどね エミシの群舞 ぞくぞくって来た。側転 決まってた。それに何より 舞台の上にマコちゃん見ると 涙が出るのですよ。
コンちゃん モレ そうか こんな人物やったんや!モレとアテルイのやり取りが血気高い戦士たちとは違って モレの役割がはっきりしてました。カッコよかった~
ヒラテ・・・ゆうたくん 前にもまして たくましいヒラテ。若手ながら 京都の場面でもベテランに並んで堂々としてました。タキナへの思いは どこで表現してるんやったかなあ。なんか見逃してしまいました。
ほうくん ヤソシマか~~~ ヤソシマじゃないよねえ。今だけかなあ。落ち着いた役どころやけど 今日のヤソシマは 年配者ではなかったなあ。いやあ 踊りっぷりはさすがです。
なるひとくん いい顔!アヌシコ。アヌシコが刺される あの最期のシーンが見せ場ですよねえ。頑張ってほしいです!
イサシコのひかるくん イサシコもうっちいのあの立ち姿が脳裏から離れないのですよ。
ひかるくん 何となくうっちいに似てるンですよね。それが嬉しかったりします。
ひかるくんって 役者名鑑の写真より本物の方が絶対男前やと思いませんか?!
きっこさん 太鼓の演奏 ひたむきで必死な形相が 真に迫ってました。
で きっこさんって 舞台化粧がかわいいんですよねえ!
当時のエミシも 今の国民も 国家という魔物に翻弄されてますよね。国を構成する人間一人一人だけならば 人が幸せに生きることを望みとしているのでしょうけれど
国を治めるという実権を握ったとたんに どうして人の痛みはどうでもよくなるのか。
季節の花を愛で 訪れる鳥を友とし そんな素朴な生活・あたり前の生活を
踏みにじる権利は ない。
今だからこそ尚口ずさむ意味があるテーマです。
群舞・ミュージックナンバーも ぞくぞくしました。舞台上の高揚が客席に自然と拍手を多くさせたのでしょうね。ここでも?と思うシーンでの拍手。追っかけのファンが誘ったわけでもなく 自然に沸いていました。
次回は クレオでマチソワです。また新たな発見を楽しみにします。

摂津にはきっといらっしゃっただろう、と実はドキドキしていました。
そして、「良かった」と書いてらっしゃるのを読んで、嬉しく思いました。
役者さん一人ひとりについての丁寧な感想に、愛情が感じられます。
ねこさんの感想を拝見していたら、早くまた『アテルイ』を観たくなっちゃいました。
でも次は12月下旬の埼玉なんです。あ~、待ち遠しい!
投稿: kiki | 2011年11月14日 (月) 00時34分
kikiさん 早速のコメントいつもありがとうございます。
つい 歯に衣着せない表現になってしまうんです。
正直に 半信半疑で観たので・・・
でも初演で得た感動とは違い、ずっしりきました。
投稿: ねこ | 2011年11月14日 (月) 00時49分